SONG-1【コンプレックス克服、人生リセット】ホームに吹く風

Song-1アイキャッチ画像 Wind blowing on the station platform 駅のホームに、タイトル文字と、RE-BORN「生まれ変わる方法」「コンプレックス克服」などのキーワードが書いてある
具体的な STORY で人生をリセット!

「やってみたら、こうなった」という話を、実話を交えながら解説

自己啓発などで、よく「ありがち」なのが【机上の空論】
誰でも思いつきそうな、常識的な、読むのが時間の無駄になるような言葉の羅列・・・

結局、踏み込んでやってみなけりゃわからない Deep な世界を、やったことない人が語るからそうなる。ボクは、やった。かなり危険なことにも踏み込んだから語る資格がある。つまり実践して「やってみたら、こうなった」という話を、実話を交えながら解説している。ボクについては、こちらを見てくれ➡︎プロフィール

机上の空論じゃ現状を変えられない。実例からヒントを得よう。


第1章のテーマは、 人生リセット RE-BORN   生まれかわる方法
そして今日の話は、ある閃きによりリセットする方法を思いついた序章。コンプレックスを克服するには、自分のコンプレックスと向き合う必要がある。そして、そのコンプレックスは本当に恥ずべきことなのか? 誰かに埋め込まれた劣等感なのでは? 誰かに言われコントロールされたままの人生ではなく自分が主役の映画を生きよう。

解説:人生をリセットするのに最も効果的なのは、3つのTだと言われている。大病、倒産、投獄。ボクの場合は、もう1つのTだった・・

いつもぼーっとした人間に見えるボク。でも、そう見えている時は想像を働かせているんだ。欠点と魅力は表裏一体、という話。

目次

SONG-1 ホームに吹く風

ホームで電車を待っている時、自分の頭の悪さに絶望した。先が見えたって感じ。

ボクはこうやって試験に落ち続け、どんどん不利な場所に追いやられていくのかな・・ 人がやりたがらない仕事に就いて、朝から晩まで働いても貰える給料はわずか。楽しい未来は想像出来なかった。人ってこういう時、人生をあきらめたり悪いことに走ったりするのかな。

飛び込んじゃうか?

暗いトンネルの向こうから風が吹いてきた。

小さな灯りが見えて、近づいてくる。

風はどんどん強くなって、ボクの顔に強く当たり髪をかき乱した。電車の先頭が見える。風が額を冷やして絶望の炎を一時的に吹き消した。そして、心の声が聞こえた。

「このままじゃボクは駄目になる。どこかで、この流れを断ち切らなきゃ」

そう思った瞬間、稲妻のようなアイデアが降り注いだ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ぼーっとした人間です

ボクは子供の時から、 ぼーっとした人間なんだ。この世の中のスピードにぜんぜんついていけてない。

母親がよく、弟とくらべて笑い話のように話していたのが────

小さい時、ボクと弟にバナナをあげました。弟は貰った瞬間にパクパク食べてアッと言う間になくなった。一方ボクは皮をていねいにむいて、まだ食べないで テレビ を見てる。弟が横からバナナをばれないようにパクパク。ボクが食べようとした時には皮しか残ってなくて。驚いて、わーん、と泣いちゃう。

 

また、ボクは天井を見るのが好きで。寝転がって、ぼ~~っと天井を見てるんだ。するとおむつの取り換えをしてる途中の弟が、裸んぼうのまま逃げてきて。なぜかボクの顔の上をまたいで。うーん、ときばる。ボクは弟のからだを通った尋常ならぬものが、ゆっくりと顔に向かって降りてくるのを見ながら固まって動けない。「あー。あー。」と焦って叫ぶだけ。周りの大人があわててボクから弟を引き剥がし、ボクはすんでのところで爆弾被害に合わず助かった、という。大人たちが楽しそうにその話をするのを複雑な気持ちで聞いていた。

世の中のスピードというのがボクには目まぐるしく、早回しに見えてしまうのだ。さすがにビジネスの場では、のんびりできないので早め早めに動いているが、命けずってスピードアップしてる感じだな。トラック運転手をしていた時も、仲間はすごく早く配達終わってのんびりくつろいでる。

ボクはサボってないのに、真面目にやってるのに遅い。遅い分は休憩を削ったり昼飯を抜いたりして調整する。要領が悪いんだよね、きっと。

みんなの運転見てると、渋滞なんかでも横をサー、っと走っていって合流直前でスッ、と横入りしちゃう。何事もなかったように「ども!」ってね。アレ、うまいなと思う。ボクはそういうの出来ないんだ。横入りなんて、ちゃんと順番守って並んでる人に悪いと思ってしまう。だから、ドライバーとしてはどんなに頑張っても一流にはなれないんだ。あの頃の仲間はすごく仕事の早い、優秀なドライバーばかりだったんで、半分ずるいなと思いながらも尊敬していた。

 

鹿児島の田舎で生まれたからだよ、って言う人いるけど、ボクは田舎でも遅かった。小学校1年生の体育の授業の時、みんなで着替えて友達はどんどん校庭へ出ていっちゃう。みんなが校庭に出て「前ならい」なんかして点呼してると「池松くんがいない」どこ行った? 女の先生があわてて探しに、教室に来てみると。

池松くんは白いブリーフで正座しながら、ゆっくり脱いだ服をたたんでいるわけですよ。「かーっ」と頭に血が上ってヒステリーになった先生は「来なさい!」と手を引っ張りボクを校庭に連れていく。着替えが遅かったボクはブリーフいっちょうで体育の授業を受ける。白いブリーフで上半身はだか。頭には赤組の帽子。ゴムのついたリバーシブルの体操帽。

そんなもんです、ボクの子供時代は。今なら虐待で、先生訴えられるだろうけどね。あの時代はおおらかだったんだよ。

世の中、なんでそんなに急ぐんだろうか? 

お茶でも飲んでゆっくりしてください、と思っていた子供時代だ。

ぼーっとしてる時は、エンターテイメント

ボクのぼーっとしてた子供時代に「コイツ大丈夫か?」と心配させたかもしれないので、その時何が起こっているかをお話しする。

ボクは小学校1年生の終わりまで、鹿児島の田舎でおじいちゃんとおばあちゃんに育てられ暮らしていた。のんびりした平和な、楽しかった時代の話だ。あの頃の原風景は、まだ川は綺麗で護岸工事などという「川をドブにする加工」もされておらず、高層ビルもなく空が高い。ホタルが飛び交い、川べりの水草に パープルや緑のラメをまとった、色鮮やかな「糸トンボ」が止まっていた。その造形と配色の素晴らしさ、そして命の輝きにワクワクドキドキしていたんだ。

水の中には野生の、本物の魚が動いていて、鱗に陽の光が当たってキラッと光り、その魚を釣りにおじいちゃんとよく出かけた。おじいちゃんが教えてくれた魚釣りがボクは大好きになった。

釣りにいけばたいてい大漁で、バケツいっぱいに入った川魚の上に川辺の草をちぎってかぶせて日陰をつくり魚が弱らないように家に持ち帰っていた。大きなおじいちゃんの家。旧家で、戦争のとき爆弾が当たっても折れなかった大黒柱が自慢の家だった。家に帰るとおばあちゃんが笑顔で出てきて「洋ちゃん(ボクの名前については後ほど説明)は釣りがうまいね」と褒めてくれ、その川魚を使った料理が出てくる。焼いたり、唐揚げやてんぷらにしたり煮込んだり。

おばあちゃんは女学校で家庭科の先生をしていたので料理がうまい。

お風呂から出てくるといい匂いがして、おじいちゃんは晩酌をしていて近所の人も上がりこんで一杯やってる。ボクはおばあちゃんの料理を食べながら、この魚を釣り上げるのにどんなに苦労したか自慢してる。なにもかもが幸せだった。

夜寝るときになると、おじいちゃんがお話をしてくれる。

最初は普通の桃太郎の話。でも、最後は必ず大スペクタクルドラマになる。桃太郎は外国に行ったり、宇宙に行ったりもして。毎晩、違う展開の有名な昔話が始まるので飽きることがない。

そして突然、おじいちゃんは天井の節穴を指差して、

「ほら、見てごらん。あの節穴、光ってるだろう。カッパがのぞいてるんだ」

えっ! とボクは驚く。

「気づいてなかったのか? 夕方、洋一が釣りしてるのを草むらからカッパが見とったぞ。おじいちゃんは気付かんようにしとったから、あいつ家までついてきたんだよ」

ボクは怖くなって、おじいちゃんにしがみつく。

恐怖に叫び出しそうな子供の画像

「大丈夫だ。あのカッパは悪い方じゃない。いい方のカッパだよ。悪いやつは川の向こうの沼にいて」

もう毎晩、おじいちゃんの話から耳が離せない。おじいちゃんは最高のストーリーテラーであり、エンターテイナーだったのだ。職業は1級建築士で、田舎の有名な公共施設の設計をいっぱいやっていたけど長歌が好きで、よく吟じてた。その後、選挙に出て政治家になるんだけどね。

とにかくボクはおじいちゃんの話が刺激的すぎて次の日も思い出す。そういえば節穴が光ってたらカッパが覗いてる、って言ってたなぁ。今はどうなんだろ? カッパ、あの天井裏にいるのかな。そんなことを考えていると、どんどん想像が広がって膨らんでいく。もう、誰かが何か言っても聞こえやしない。だって、もっと大事な、すごい冒険が始まってるんだから。

「もう、この子は。またぼうーっとして! グズなんだから。しっかりしなさい」

おふくろなんかはイライラする。はたから見たら、いつもぼーっとしてる。でも、ボクから言わせれば、その時は出かけてる。冒険の旅に出て留守なわけだ。まぁ確かにグズでのろまな所もあるが、ぼーっと見える時には何かを考えてる。想像を働かせているんだ。そこをわかって欲しい。素早く、いろんなことをこなす。処理する能力ってすごいと思う。そういう能力は確かにボクは劣ってると思う。でも、そんな能力の人ばかりいても世の中つまらない。

いろんな人が、いろんな生き方をしてるから面白いんだと思うけどね。

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今回のテーマについて AI と議論してみた

ここからは、Chat Gpt と議論した内容を抜粋して掲載しています。

ロックンロールkaz

コンプレックスや劣等感について話そう。
ボクはかなりグズでのんびり屋だと思った?

AI

子供の頃の話、興味深いですね。
人それぞれ個性や興味がありますから、のんびりしたりぼーっとしていることもあります。周りの人たちが早く動く中で自分が遅く感じると、違和感や焦りを感じることもあるかもしれませんね。

ロックンロールkaz

まぁ、子供の頃はそんな自分を難儀だなぁと悩んだこともあったよ。
でも最近、グズな自分も妙に好きだったりする。人には迷惑かけないように気にするけど、のんびり考えるから閃きが生まれたりするのよ。

AI

確かに、劣等感やコンプレックスは必ずしも悪いことではありません。ゆっくりと考えることやのんびりしたペースで物事に取り組むことは、創造性や芸術的な側面を引き出すことができるかもしれません。人々は異なるスタイルやアプローチを持っており、それぞれの得意な分野や特徴があります。

ロックンロールkaz

そう。物事には多面性があるから。一方から見たら劣っていることでも角度を変えてみれば魅力的なことだったりする。 なのに、コンプレックスや劣等感で自分が嫌になっている人は、自分の嫌な面しか見えなくなってるんじゃないのかな?

AI

テキパキこなす「作業」が得意な人もいれば、作業は苦手でも、じっくり考えて新しいアイデアを生み出すのが得意な人もいます。のんびりしていることを「ぐず」だとか「ノロマ」だと言ってしまうと、創造性や芸術的な側面を引き出すことができなくなるかもしれません。

ロックンロールkaz

走るのが得意な人もいれば絵を描いたり音楽を作ることが得意な人もいる。料理がうまかったり、物覚えが良かったり。いろいろでしょ。いろんな人がいるから人類は進化してるんだよ。自分に無いものを嘆いたり、他人の持ってるものを羨ましがってばかりじゃ、自分の良さが生かせない。

AI

自分自身の全体像を客観的に捉えることが必要です。自分の嫌な面だけでなく、自分の強みや魅力も認め、肯定的な視点で自己評価を行うことで、より健康的な自己イメージを築くことができるでしょう。

ロックンロールkaz

だけど、そのコンプレックスは親や身近な他人から埋め込まれていることが多いからタチが悪いよね?

AI

確かにコンプレックスや劣等感は、親や身近な他人からの言葉や態度によって埋め込まれることがあります。特に、子供の成長過程で親や身近な他人からの「ダメだ」「できない」という否定的なメッセージや批判、比較や競争の中での負け続ける経験など、自信を傷つける要素がある場合、コンプレックスや劣等感が生じやすくなります。

ロックンロールkaz

コンプレックスに苦しんでいる人は、その劣等感を埋め込んだ人物の人生を見てみるといいと思うよ。 およそアドバイスする資格のない人が、人におせっかいな口出しをして相手の人生を生きづらくしてる。いいかげん、そんな人からの悪魔の呪文からは逃れて自由になった方がいい。カエルにされてたとしても、人生をリセットして呪文を解いちゃえばお姫様にだってなれるかもよ。

AI

確かに、コンプレックスに苦しむ人がその劣等感を埋め込んだ人物の人生を見ることで、より客観的な視点を持ちその人が抱える問題や苦悩を理解し、同じくらい完璧ではないことを認識することができるかもしれません。それぞれの人が解放され、自分自身の道を歩む中で、自分らしく幸せになることを願っています。

ロックンロールkaz

これからも楽しく成功のヒントになるストーリーを発信していきます🎵

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